宮坂木造研究開発室の木造の家づくりガイド
生活の質
住み心地の良い木造の家に 樹齢より永く暮らせるように
昔から続けられてきた造り方に現代の技術をとりいれ
変化し続けるライフスタイルの器となる木造住宅をつくりましょう

○少ない環境負荷

環境共生住宅 −芝屋根の家−

「環境に負荷の少ない住まい方」をめざすのが、環境共生住宅です。
この芝屋根によって、室内側の天井表面温度は室温より低くなり、夏の暑さを緩和するので、冷房にかかる電気代を節約します。
また、光楼の自然採光と風楼の自然換気によって一年を通じて、電気消費量を抑えられます。

ここで「竜骨梁」とよぶ屋根を支える曲った丸太は、斜面の急な日本の山なら、どこにでも育つ樹の形です。
曲がった丸太は、ふだんは木屑にして利用されていますが、木屑にする加工エネルギーを使わずに、このように、そのまま利用することで、環境への負荷を少なくしています。
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芝屋根について
−屋根構造の比較−
−夏期・芝屋根天井表面温度と室温の差の変化−
6時から15時の間は芝屋根天井表面温度は
室温より低い
文字が見えにくい方はポインタを文字の上にあわせてください。
設計監理:岩村アトリエ
軸組設計:宮坂木造研究開発室
出典:日本建築学会近畿大会‘96.9
    薄い盛土層を持った木造建築物の屋上植栽の熱的特性
    その2数値計算による屋根構造・室内条件の影響の検討
    白井 一義 梅干野 晁 大塚 修弘 
    堀口 剛   岩村 和夫
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