宮坂木造研究開発室の木造の家づくりガイド
生活の質
住み心地の良い木造の家に 樹齢より永く暮らせるように
昔から続けられてきた造り方に現代の技術をとりいれ
変化し続けるライフスタイルの器となる木造住宅をつくりましょう

土壁との家

耐久性が快適さを生み、耐震性も備えることができます。

スライドショーは右下の写真からどうぞ!
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写真:岩為
耐久性を高める方法

下の青色部分は、耐震性を備えるための垂直構面と水平構面を示します。
主に垂直にかかる力(重力)に抵抗する垂直構面
柱と青色部分の壁が一体になって垂直構面となります。
主に水平にかかる(風や地震)に抵抗する水平構面
この図では、1階・2階の厚い床板と屋根の厚い野地板は省略しています。
通し柱16本と91cmごとに配置される継ぎ手のない 2階床の連続梁。

この骨太の軸組みの耐久性を上げるために設けた外壁屋根通気層は室内の快適性を高め、長期にわたる耐震性を確保できる結果となりました。
入居してすぐ素足で家中を歩いた時に知った、ムク材独特の、
しかも樹種それぞれの肌ざわりの良さとぬくもりに感激しました。
見ためも使い勝手も
望んだように「自然」な息吹にあふれたもので、
冬の静電気や足元の冷え、そして娘のアトピー性皮膚炎からも解放されました。
自然素材の良さを満喫しながら末永く住みこなしていきたいと考えております。
-建築主-
外断熱通気構法自動開閉式軒裏換気口屋根通気層棟換気